平成27年10月17日(土)に開催しました。今回は三大栄養素のタンパク質を取り上げてみました。タンパク質とは何でしょう?生命の根底をつくる最も大切な栄養素、それがタンパク質です。ヒトの身体は、頭のの先からつま先まで全てタンパク質でできています。私たちが食べたり、ものを見たり、歩いたり、考えたりできるのも、そして病気になったりするのも、全てタンパク質がかかわっています。タンパク質体重の約1/5を占め、血液や筋肉などの体をつくる主要な成分であるとともに、酵素などの生命維持に欠かせない多くの成分にもなります。エネルギー源としてもつかわれることもあります。
私たちの身体の細胞は日々分解され(異化)、新しくつくられて(同化)います。異化>同化は病気のの発症や老化現象が進み、異化=同化という同じレベルで保たれるときは、私たちは健康でいられます。そのためには栄養という材料が必要となります。このときに一番重要な栄養素がタンパク質です。体をつくっているタンパク質の一部は常に分解され、食べたタンパク質と合わせて、作り直されます。タンパク質の材料には、体の中でつくることができないもの(必須アミノ酸)もあるため、私たちは毎日食べ物からタンパク質を補給しなくてはなりません。栄養素の中で最も重要といっても過言ではありません。……